代謝が弱まるとどうなるの？
代謝が弱まる原因は？
若い頃と比べて、「疲れやすくなった」「太りやすくなった」などと感じるのは、ミトコンドリアのエネルギー生産効率がダウンすることによる、代謝の低下が原因と考えられます。こうした代謝の低下は、ALAの減少が大きな原因になっていることをご存じですか？
ALAは私たちのミトコンドリアの中で常に作られていますが、加齢と共にその生産量が徐々に減少します。すると、ミトコンドリアのエネルギー生産機能が低下し、代謝の低下、低体温化、細胞の衰えが引き起こされます。
ALAが減少する原因は、加齢の他にもあります。過労、ストレス、睡眠不足、飲酒、喫煙、運動不足、外食などにより生じる活性酸素の除去に、ALAから作られるヘムが使われてしまうことで、ミトコンドリアのエネルギー生産に使えるALAの量が減ってしまうことが挙げられます。
年齢とともに減っていくALA
体内で作られるALAの量は、17歳をピークに減少の一途をたどると言われています。特に現代社会の生活では、先に述べた過労、ストレス、睡眠不足、飲酒、喫煙、運動不足、外食などの生活習慣により、ミトコンドリアがダメージを受けることが多く、ALAの生産能力の低下が早まる傾向にあります。 それぞれの年齢に応じた十分なALAが供給されないと、ミトコンドリアのエネルギー生産能力が低下し、体温の低下や疲れ、老化を感じる原因の一つになると考えられています。 現代はより多くのALAが必要な時代といえるでしょう。
